できるダイバー、もてるダイバーは、抜かりが無い!

目次

ダイビング前の準備からエントリー(水に入る)まで

まずは水に入る前にすることから

  1. ダイビング器材の準備
  2. 器材の組み立てや装着
  3. バディ同士でのチェック(バディチェック)
  4. エントリーの仕方などについて、以下のことができますか?

PADI OWD コースのスキルを自己チェックしてみましょう。




1. はやる気持ちもわかりますが、まずは計画!

- 潜水計画をたてる -

さあ、いよいよダイビング!

でもまずはそのダイビングの計画をたてましょう。

潜る予定のポイント・マップなどを入手し、たどるコースや潜っている時間をバディと確認し合います。

RDP(リクレーショナル・ダイブ・プラナー)やダイブ・コンピューターを使っ、これまでの経験の範囲内になるように潜水計画を立ててください。

インストラクターや水中ガイドが付く場合でも、潜水計画までお任せしっぱなしではいけません。

きちんと潜水計画をたてることができますか?

image1そのポイントの見所、たどるコース、潜る予定の時間、危険な要素などをバディと一緒に確認します。

安全なダイビングのために、最大深度と潜っていられる時間を必ずチェックしておきます。

image2インストラクターや水中ガイドが付いてくれる場合は必ずそのポイントについてブリーフィングがあります。

RDP やダイブ・コンピューターでインストラクターや水中ガイドと一緒に最大深度と時間を確認しておきます。

2. ウエイトは大事な要素

- 適正なウエイト量の調整 -

ただの重りではありません!

適正なウエイト量は、中性浮力をとるために必須です。

軽すぎればなかなか水中に潜っていくことができず、逆に重すぎると水中ではBCD に余計なエアを入れたり、水面では浮力確保に影響がでたりします。

適正なウエイト量は海水や淡水、使うスーツやタンクの種類などによって変わります。

インストラクターからのアドバイスやログブックを見て過去のダイビング情報も参考にしてください。

適正なウエイト量にすることは水中での中性浮力をとりやすく生物にも優しいダイバーになれるのでとても重要な要素なのです。

適正ウエイトの調整はできますか?

image3水面でBCD の空気を抜いて息を止めた状態で水面の位置が 目にくればウエイト量は適正です。
image4鉛のウエイトを直接ベルトに通すタイプ、ベルトの袋に 入れるタイプなどウエイトもさまざま。

3. スムースにできると

「慣れているダイバー」と思われます

- 器材のセッティング、装着と調節 -

器材をセッティングしてチェックし、バディ同士で着せ合い、体に合うように各ストラップ類を調整します。

レンタル器材を使う方はメーカーによって調整の仕方が異なる場合がありますので、組み立ての段階でストラップ類の調整方法なども確認しておく必要があります。

慣れているダイバーかそうでないか、この器材の組み立てとチェックでもわかってしまいます。

スムースにできるようになるためには経験です。正確な組み立てと調整は、器材のトラブルを最小限にします。

器材のセッティング、装着と調整は問題なくできますか?

image5ダイビングを始めてから異常に気付いたら水中で対処 しなければなりません。

器材に違和感があるままだと楽しいダイビングができません。

セッティングとチェックはしっかりと。

image6バディと協力すれば重たい器材も楽々装着。

4. 自分はOK、でもバディは大丈夫?

- プレダイブ・セーフティ・チェック -

水中で万一エア切れという事態になったときは、バディのバックアップ空気源(オクトパス)を使うことになります。

ですので、バディがどんなバックアップ空気源を使っているのか、どこにつけているのかなどもきちんとチェックしておきます。

PADIオープン・ウォーター・ダイバー・コースで習った「BWRAF」の順番で行なうことで、チェックのし忘れもなくなります。

プレダイブ・セーフティ・チェックは問題なくできますか?

image7BWRAF

  1. Begin(BCDのチェック)、
  2. With(ウエイトのチェック)、
  3. Review(リリース類のチェック)、
  4. And(空気(Air)のチェック)、
  5. Friend(最終(Final)OK)

image8バディのバックアップ空気源(オクトパス)は万一のと きにはあなたが使うものです。

どんなタイプのものをつけているのか、どこに装着しているのか、どうやって使うのかも含めて、バディの器材をよくチェックしましょう。

5. その環境に適したエントリー方法で

いよいよ大海原へ!

- 深場へのエントリー -

さあ、いよいよ海に!

エントリーには歩いて水に入る方法と、足のつかない深場への方法があり、深場へのエントリーはボートを使ったダイビングなどでよく使います。

image10エントリーする環境に合わせて適切な方法を使います。

足からにせよ、背中からにせよ、基本的な方法が身に付いていれば、エントリーした瞬間にマスクが外れたり、器材を破損したりすることを防ぐことができます。

その環境に合わせた適切な方法でエントリーできますか?

image9ダイビングするポイントに適した方法で安全にエントリーします。

【 エントリーから潜降まで 】

エントリーしたらすぐに潜降する場合や、少し水面を移動してから潜降する場合があります。

あなたはどんな方法でも潜降できますか?

また、ロープなどの指標を目印にする場合もありますし、何も目印がない場合もあります。

6. 顔を水面から出さずに移動できる

便利モノを使いこなせ!

- コンパスを使って水面を移動 -

image1

コンパスを使うことで目的のポイントまで最短距離で移動でき、体力の消耗を最小限にできます。

コンパスにも種類がありますので、レンタル器材を使う方は予め陸上でコンパスの見方を確認しておく必要があります。

コンパスを使って水面移動できますか?

image2目標にコンパスを合わせ、水面を移動します。

水面でも水中でもコンパスの基本的な使い方は同じ。

コンパスをうまく使えるようになると自分の位置や進む方向が理解できるので便利。

7. 水面移動の基本スキル

- スクーバ器材をつけ、スノーケルを使って水面移動 -

背中にスクーバ・タンクがあるとバランスをとるのがなかなか難しいものです。

ダイバーならしっかりとバランスをとり、スノーケルで呼吸しながら水面移動できるようになりましょう。

スノーケルで呼吸をしながら水面移動できればタンクのエアを無駄遣いしないですみます。

水面移動中に万一波をかぶってスノーケルに水が入ったら、スノーケル・クリアで水を出します。

フル器材を装着して水面をスノーケリングできますか?

image3潜降を開始するポイントまでスノーケルで呼吸しながら水面を移動します。

背中のタンクがゴロゴロとしてバランスが悪い場合はBCD の調整をし直します。

BCD のサイズが合っていない場合もその原因になります。

BCD は自分の体に合ったものを選びましょう。

8. ハンド・シグナルでバディと確認し合おう!

- ファイブ・ポイントを使って潜降 -

バディと一緒に5つのポイントで確認を取り合い、二人で一緒に潜降します。

  1. ハンド・シグナルでバディと意思疎通(潜降・OK)、
  2. 潜り始める場所の位置確認、
  3. スノーケルとレギュレーターの交換、
  4. 潜降開始時間の確認、
  5. BCDからエアを抜いて潜降

ファイブ・ポイント潜降ができれば、潜水時間がわからなくなったり、バディとはぐれたりせずに計画通りのダイビングができます。

潜降開始のときにバディ同士で確認の手順ができますか?

1)ハンド・シグナルでバディと意思疎通(潜降・OK)image4
2)潜り始める場所の位置確認image5
3)スノーケルからレギュレーターへ交換image6
4)潜降開始時間の確認image7
5)BCD のインフレーター・ホースからエアを抜いて潜降開始image8

9. バディ同士で、しっかり耳抜きをしながら潜降!

- コントロール潜降・視標のある/ない自由潜降 -

ロープなどの指標を目印に潜降する場合もありますし、何も目印がない場合もあります。

正しい潜降は耳のトラブルやバディとはぐれたりすることを防止できます。

バディ同士で確認しながら、きちんと耳抜きしながら潜降できますか?

image5潜降はしっかり耳抜きをしながら。

バディとの確認も必ずし合いましょう。

image8ボートのアンカーロープやブイなどの目標物・視 標を使って潜降することもあります。

このときも必ずバディ同士で確認し合いながら潜降します。

【 水中でダイビングを楽しむ 】

ダイビングを楽しむための水中での基本スキルとして、以下のスキルを身につけました。

まだ覚えていますか?

次のダイビングでもできますか?

10. 口からの呼吸に慣れよう

- レギュレーターを使用して水中で呼吸する -

正しい呼吸は気持ちを落ち着かせ、エアの消費を最小限におさえます。

鼻からは呼吸できないので、口からの呼吸に慣れることが大事です。

鼻から息を出してしまうとマスクが動いて水が入りやすくなったり、マスクが曇りやすくなったり。

マスクに水が入っても鼻から吸い込まないように注意!です。

大きく深呼吸するようにし、息を止めないように注意しましょう。

口からの呼吸に慣れていますか?

image1鼻はマスクの中に入っているので、鼻からは呼吸できません。

口からだけの呼吸に慣れましょう。

呼吸しやすいレギュレーターを選ぶのも大事です。

レギュレーターの性能や機能については、PADI ショップやPADI インストラクターに相談してください。

11. 水深が変わったら常に耳抜きを

- 圧平衡をしながら水中を泳ぐ -

泳ぎながら圧平衡ができれば、圧平衡のタイミングを逃さず不快な思いをしないですみます。

水深が変わっても、必要に応じて早めに自分のやり方で耳抜きを行ないましょう。

泳ぎながら圧平衡(耳抜き)できますか?

image2泳いでいても深度が変われば耳抜きの必要があります。

自分がどんなやり方で耳抜きしやすいのか、しっかりと身につけておきましょう。

12. 自分の空気の残りは自分で管理を

- 残圧計の使い方を知る

インストラクターや水中ガイドから「今、残圧いくつ?」と聞かれて初めて残圧計を見ているあなた!要注意です。

自分の残圧は自分自身でしっかりと管理することが重要です。

また、空気の消費量は運動量や深度によっても変わってきますので、こまめなチェックが大事です。

残圧計にはメーカーやタイプによってアナログ式やデジタル式などもありますので、自分が使う残圧計の見方をしっかり覚えなくてはいけません。

残圧計を見る習慣をつければ、エア切れという緊急事態は簡単に防ぐことができます。

自分の残圧は自分できちんと管理できていますか?

image3講習ではインストラクターが「残圧はいくつですか?」と聞いてくれたかもしれませんが、ファンダイブではいつでも聞いてくれるとは限りません。

残圧は自分自身・バディ同士で管理しなくてはいけません。

image4自分が使う残圧計の見方をしっかり覚えておく必要があります。

13. 水中での会話はハンド・シグナルで!

- ハンド・シグナルを使って意思の疎通をする -

『PADI オープン・ウォーター・ダイバー・マニュアル』に載っているハンド・シグナルはどれも基本的なものです。

水中ではハンド・シグナルでバディやインストラクター、水中ガイドと意思の疎通をします。

バディ同士で、潜る前に予めサインの復習・確認をしておくとよいでしょう。

また、ハンド・シグナルは相手に伝わりやすいように、はっきりとわかりやすく出すことも重要です。

ハンド・シグナルは確実に身につけましょう。

ハンド・シグナルを覚えれば、バディと瞬時に意思の疎通ができます。

様々なハンド・シグナルを使って、バディと意思の疎通ができますか?

image5「OK ?」で聞かれたら、大丈夫なら「OK」で返しましょう。

「OK」でない場合はどのように返事すればよいのかも考えておかなくてはいけません。

image6ハンド・シグナルは相手に伝わりやすいように、はっき りと出しましょう。

14. 中性浮力は呼吸とBCD への給気で調節

- パワー・インフレーターを使って/口からの吹き込みで中性浮力をとる -

BCD への給気はパワー・インフレーターを使ってタンクのエアを使う方法と、口(オーラル)から吹き込む方法があります。

通常はタンクからのエアを使いますが、パワー・インフレーターの故障や残圧の関係でタンクのエアを使えないときは口から吹き込むことになるので、両方のやり方を知っておく必要があります。

インフレーター・ホースの形状や操作がメーカーによって異なる場合があります。

給気/排気のボタンや口からの吹き込み方法など、自分の器材の取り扱いに慣れておくことが重要です。

パワー・インフレーターや口からの吹き込みで中性浮力がとれますか?

image7いろんな姿勢で浮きもせず、沈みもしない中性浮力のポーズをとってみましょう。
image8中性浮力の基本は呼吸。BCD へ給気はアシスト的なものです。

15. 浮きも沈みもしない浮力調整

ダイビングの基本スキル!

- 中性浮力で泳ぐ -

サンゴを蹴ってしまったり、水底の砂を巻き上げたりして動生物にダメージをあたえたりしないように、しっかりと浮きも沈みもしない中性浮力をとりましょう。

中性浮力がしっかりとれていれば、バランスをとるための余計なフィンキックをしないで済むので自分自身のエネルギー節約にもなります。

ダイビングを楽しむ上での必須スキルです。また、水中で中性浮力になるためには、潜る前の適正ウエイト量の準備が重要です。

水中での中性浮力は水中の生物を傷つけないだけでなく、自分の体力消耗も防ぐことになります。

中性浮力をとって泳げますか?

image9ドライスーツを着たり、サンゴ礁の上を泳いだり。

ダイビングにはいろんなシーンがありますが、どんなダイビングにも中性浮力は必須です。

image10中性浮力が苦手な方は、インストラクターにトレーニングしてもらいましょう。

ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー(PPB)スペシャルティの受講もお勧めです。

16. 水中でもやっぱりコンパスは便利

- 水中でコンパス・ナビゲーションをする -

水面のコンパスの使用と基本的には同じです。

コンパスを理解できるようになると、水中では自分たちが今どっちに向かって泳いでいるのかがわかり、心配や不安がなくなります。

コンパスと水中の地形を合わせて見れるようになると、そのダイビング・ポイントのどこを今泳いでいるのかがわかり、よりダイビングが楽しくなるでしょう。

水中でコンパスを使って泳げますか?

image11使い方を覚えてしまうと、こんなに便利な道具はありません。

今、自分がどこに向かって泳いでいるのかがわかり、安全さ・楽しさがより一層高まります。

【 ダイビング終了、水面へ浮上 】

ダイビングを終了して水面へ浮上し、水から上がる(エキジット)ときに必要なスキルとして、以下のものを練習しました。

まだ覚えていますか? 次のダイビングでもできますか?

17. 浮上速度を調整しながら、バディ同士で浮上

- ファイブ・ポイントを使って浮上 -

バディと一緒に5 つのポイントで確認を取り合い、バディと二人で船や桟橋など障害物への衝突を防ぐように安全確認をしながら一緒に浮上します。

浮上中はBCD 内の過剰な空気を少しずつ抜いたり、フィンワークで浮上スピードを調整し、急浮上でエア・エンボリズムにならないようにします。

ダイブ・コンピューターなどで浮上速度のチェックもします。水面に着く前の安全停止は安全のため毎回行なってください。

浮上開始/浮上中はバディ同士で確認をとりながら浮上できますか?

また、浮上速度を守って浮上できますか?

image11)ハンド・シグナルでバディと意思疎通(浮上・OK)
image22)浮上開始時間のチェック
image33)インフレーター・ホースを持って浮上に伴うBCD 内の空気の膨張に対応する準備
image44)手を上に上げて頭上のチェック
image555)フィンキックしてバディ同士で浮上

18. マスクやレギュレーターを外す前に浮力の確保

- 水面で浮力の確保 -

顔が水面に出たら、すぐにBCD に空気を入れて浮力を確保します。

浮力を確保するまでマスクやレギュレーターはそのままで。

浮上後にまずはBCDに空気を入れて浮力を確保すれば沈むことはありません。

水面で慌ててしまう原因のひとつに多いのは、きちんと浮力が確保されていないのにマスクやレギュレーターを外してしまうからなのです。

水面についたらすぐに浮力の確保ができますか?

image6水面に着いたらまずはBCD にエアを入れ、浮力の確保。

マスクやレギュレーターはそれまで外してはいけません。

19. ダイビング終了 さあ、上がりましょう

- エキジット -

ビーチやボートへ適切な方法を使って水から上がります。

フィンや器材を脱ぐ必要があるときは肩を貸したり手伝うなどバディで協力すれば、簡単に、しかも転倒なども防ぐことができます。

自分だけさっさと上がってしまったらバディに嫌われてしまいますよ。

バディ同士で協力しながらエキジットできますか?

image7image8ビーチでもボートでも、その環境に合った方法でエキジットします。

エキジットの方法はダイビング・ポイントごとに異なる場合があるので、インストラクターや水中ガイドのブリーフィングをよく聞いておくこと。

フィンや器材を外す必要があれば、バディ同士で手伝うのも忘れずに。

20. 楽しかったことはきちんと記録

- ダイビング後、ログブックへの記入 -

潜ったポイント名や潜水時間、天気や水温、使った器材の種類などのデータをしっかり記録しましょう。

使った保護スーツやタンクの種類(アルミ/スチールなどの素材別、10 リットルや12 リットルなどの容量)も記録しておくと次回のダイビングで適正ウエイトを決めるよい参考になります。記録に残すことで自分の経験の範囲をはっきりさせ、次の安全なダイビングのためのプラン作りにも役立つのです。

もちろん、見た魚や一緒に潜ったバディ、チームの人のコメントやサインなどの楽しかった思い出も日記的に残しておくとよいでしょう。

毎回、ログブックにデータをきちんとつけていますか?

image9ダイブ・コンピューターやログ機能付きのダイバーズ・ウォッチならログ付けは楽チン。

基本データは必ず記録しておきましょう。

image10使ったスーツやタンクの種類でウエイトの調整具合が変わってきます。

次のダイビングのためにもデータ付けは必要です。

見た魚やバディのコメントやサインも。

【 いざというときに役立つダイビング・スキル 】

ダイビングをさらに楽しむために、いざというときに役立つスキルです。

どのシーンで活用するかはあなたしだい。

せっかく身につけたスキルはどんどん使いましょう!

21. パワー・インフレーター/口からの給気

水面でBCD に空気の出し入れ

水面で浮力を確保するときに、パワー・インフレーター(タンクからのエア)を使った給気と、口からBCD に吹き込む方法です。

通常はタンクからのエアで楽に浮力を確保できますが、BCD に送り込むエアがタンクに残っていない場合などは口から吹き込むことになります。

水面での浮力の確保は大事なことなので、どちらの方法でもしっかりと浮力の確保ができるよう、練習して身につけましょう。

パワー・インフレーターや口からの吹き込みで浮力の確保ができますか?

image1水面でBCD に入れる空気が残っていない場合には口からの吹き込みで浮力の確保をしましょう。

ダイビング後、器材を洗い終わった後にBCD を膨らませて乾かしますが、その要領でBCD に口から空気を入れます。

22. レギュレーターのリカバリーとクリア

スノーケルで水面を移動し、潜り始める場所に到着。

さあ、レギュレーターに換えて・・・といったときに便利で、実際に使用頻度も高いスキルです。

マスクをしているときは通常よりも視界が狭くなっています。

背中のタンクからブランとぶらさがったレギュレーターを目で追って探すのは結構たいへんなもの。

そんなときに簡単にレギュレーターを探すことができる便利スキルです。

レギュレーター・リカバリーには「アームスイープ法」と「リーチ法」、レギュレーター・クリアには「ブラスト法」と「パージ法」がありますが、それぞれできますか?

image2image3手を回してホースを引っ掛けるアームスイープ法。

レギュレーターのリカバリーはけっこう使用頻度の高いスキルなので、しっかりと身につけておきましょう。

23. 水面と水中でウエイト/スクーバ器材の脱着

ダイビングはしたいけど、タンクやウエイトが重くてフル装備で歩くのは大変・・という方なら、水面で装着すれば重さは感じません。

また、水から上がるときも同じです。

そんなときに役立つのがこのスキルです。

他にも器材を装備して水に入ったものの、もう一度調整し直したいときもあるかもしれません。

このスキルが役立つ場面はたくさんあります。

このスキルもしっかり覚えて自分のダイビング・スタイルに合う場面に活かしましょう。

水面と水中でウエイトや器材を脱ぎ、再度つけ直すことができますか?(BCD一体型ウエイトの場合は、外すのみ)

image4ウエイトが腰にあたって痛いとき、ボートからエキジットするときなど、ウエイトを外したり、付け直すシーンはたくさんあります。

image5器材を調整し直したいとき、身軽にエントリーしたいときなど、水面でBCD を脱着する場面もたくさんあります。

どんなシーンで活用できるか考えてみましょう。

24. パワー・インフレーター・ホースの取り外し

BCDに空気が入りっぱなしになってしまったときの対応です。

BCDには給気と排気のボタンがついており、必要なシーンそれぞれで使い分けます。

しかし、BCDに接続されているパワー・インフレーター・ホースに異常があると、給気のボタンを押していないのに空気が入りっぱなしになってしまい急浮上してしまう危険があります。

カプラーを外し、パワー・インフレーター・ホースをBCDから外せばそれ以上給気されることはありません。

器材をすべて装着した状態で、パワー・インフレーター・ホースのカプラーを外せますか?

image5器材を調整し直したいとき、身軽にエントリーしたいときなど、水面でBCD を脱ぎ着する場面もたくさんあります。

どんなシーンで活用できるか考えてみましょう。

25. エアがなくなったときの対応

バックアップ空気源(オクトパス)を使う

「苦しい」、「エアがない」、「エアをください」などのエア切れ系のハンド・シグナルやバックアップ空気源(オクトパス)の使い方など、覚えているでしょうか。

バックアップ空気源(オクトパス)もメーカーやタイプによっていろいろな種類がありますので、器材の装着・チェックの際(バディチェック)、バディの装備しているオクトパスをよく確認しておく必要があります。

バディのバックアップ空気(オクトパス)は、あなたが使うものということを忘れないでください。

バックアップ空気源(オクトパス)を使う手順は覚えていますか?

image1バックアップ空気源(オクトパス)はダイバーの左側から出ているとは限りません。
image2インフレーター・ホース一体式のものもあります。バディがどんなオクトパスをつけているのか、よく確認しましょう。

26. エアがなくなったときの対応

- 緊急時の浮上方法 -

バックアップ空気源(オクトパス)を使って浮上/コントロールされた緊急スイミング・アセントで浮上

使わないことを願いたいスキルですが、万一のときの対応なので、きちんと覚えておきましょう。

また、バディのバックアップ空気権(オクトパス)はあなたが使うものです。

潜る前のバディチェックでしっかり確認しておきます。

※ 緊急スイミング・アセントは、エア切れのとき、バディが近くにいない場合に自分一人で行なう緊急浮上法です。

万一のときにはバディのバックアップ空気源(オクトパス)で浮上できるように、水中では常にバディと離れないことを心がけてください。

緊急時の浮上手順は覚えていますか?

image3バックアップ空気源(オクトパス)を使っての浮上。

バディと体が離れないようにして浮上します。

image4ひとりで浮上しなくてはならないときの「緊急スイミング・アセント」。

「アー」と声を出しながら浮上します。

27. 水中でマスクが外れたときの対応

マスクなしで呼吸/泳ぐ、マスクの脱着とクリア

万一他のダイバーのフィンキックなどでマスクが外れてしまったときなどでも、慌てず落ち着いて泳いで浮上する方法です。

レギュレーターで呼吸はできますので落ち着いて浮上しましょう。もしマスクが外れてもすぐに見つかった場合は、着け直せばOK。

慌てずに落ち着いてマスクを着け直し、マスククリア(マスクに入った水を抜く)をして、リカバリーするスキルです。

マスククリアや脱着は落ち着いてできますか?

image5マスクがなくてもぼんやりと見えるはず。

鼻から水を吸い込まないように呼吸し、安全なところまで移動します。

image6マスクがすぐに見つかったら落ち着いてつけ直しましょう。

28. 足がつったときの対応

水中で足がつってしまったときの対処スキルです。

一人で行なう方法と、バディに手伝ってもらう方法があります。

どちらもできるように覚えておきましょう。

足がつったときの対応は覚えていますか?

image7水中でも水面でも基本的なやり方は同じ。

足がつったほうのフィンの先をつかんで膝を伸ばします。

image8バランスが取りずらいときはバディに手伝ってもらったり、つかまらせてもらいます。

29. バディが疲れて泳げないときの対応

疲れたダイバーを曳いて泳ぐ

バディが泳げないほど疲労困憊してしまったときには、バディであるあなたが面倒を見なくてはなりません。

BCD にエアを入れて水面でしっかりと浮力をとり、浮いているバディを近くの岸やボートまで引っ張っていってあげましょう。

疲れたダイバーを岸まで連れて行く方法は覚えていますか?

image9タンクバルブを引っ張る方法が一般的ですが、フィンを持って押す方法もあります。
image10疲れたダイバーには、水しぶきがかかるのを防ぐためにマスクやレギュレーターをつけたままにさせましょう。

30. レギュレーターがフリーフローしてしまったときの対応

フリーフローしているレギュレーターから呼吸する

普段は吸いたいときにだけエアが出てくるレギュレーター。

しかし、メンテナンス不足や砂がかんでしまったりすると、すごい勢いで空気が出っぱなしになってしまう「フリーフロー」呼ばれる誤動作を起こします。

そう滅多にあることではありませんが、もしなったとしても慌てずに対処する方法です。

フリーフローしたレギュレーターの対応は覚えていますか?

image11マウスピースを少し口からずらし、フリーフローによって出てくる余計なエアを逃がしながら必要な分の空気だけ呼吸します。

逃がしたエアがマスクに当たって、マスクがずれたり、マスクに水が入ったりする場合もありますので、顔を少し傾けて余計なエアがマスクに当たらないようにするのもコツです。

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