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「視点を変えることが大事」 そう言われることは多い。 小さなことであれば変えられるかもしれない。 でも、
そういった長い時間をかけて形作られてきたものは、そう簡単には変わらない。 なぜなのだろう。 おそらく、人は自然と「似た環境」の中で生きているからだと思う。 同じ学校。 新しいことを始めても、それは意外と変わらない。 テニス。 何か新しい風を求めて始めたとしても、そこにはまた「似た人たち」が集まる。 もちろん、それ自体は悪いことではない。 ただ、大きく視界が変わる瞬間というのは、少し別のところにある気がしている。 それは、ほんの少しでも「立ち位置」が変わった時だ。 例えば、
そうなると、不思議なくらい見える景色が変わっていく。 付き合う人が変わる。 つまり、「視点を変えよう」と無理に考え続けなくても、立つ場所が変わることで、結果として視点は変わっていく。 だからこそ大切なのは、 「どれだけ早く、その場所へ立てるか」 なのかもしれない。 分野によっては、それに10年かかることもある。 でも、ダイビングという世界は少し特殊だ。 本気で取り組めば、数か月。 “上位側の景色” に触れられる可能性がある。 もちろん、資格を取ることだけが目的ではない。 その過程で、
そういったものが少しずつ変わっていく。 そしてそれは、海の中だけでは終わらない。 人生全体へ、静かにつながっていく。 「人がやらないことをやれ」 という言葉はよく聞く。 だからこそ、少し踏み込んだ経験を持つ人の話や環境は、意外と希少だったりする。 ありがたいことに、これまで全国から、時には海外からも、この考え方に興味を持って来てくださった方がいた。 そして、実際に進んだ人たちからは、よく似た言葉を聞く。 「やってよかった」 それは資格の話というより、もっと広い意味での言葉なのだと思う。 これからも、こういったことを少しずつ発信していけたらと思う。 どこかで誰かの視界が、少しだけ広がるきっかけになれば嬉しい。 |



