音海の寄り道「金剛院」

「金剛院」、「鹿原公園」とあわせて音海ダイビングでの、寄り道コース

(詳細な描写)金剛院は名高かった。

それは安岡から歩いて十五分ほどの山かげにあり、高丘親王の御手樽(オテダル)の栢(ヒノキ)や、左甚五郎作と伝えられる優雅な三重塔のある名刺である。

夏にはよく、その裏山の滝を浴びて遊んだ。

川のほとりに本堂の塀がある。

やぶれた築泥の上に、芝が生い茂って、その白い穂が夜目にもつややかに見える。

本堂の門のそばには山茶花(サザンカ)が咲いている。

一行は黙々と川ぞいに歩いた

金剛院の御堂は、もっと昇ったところにある。

丸木橋をわたると、右に三重塔が、左に紅葉の林があって、その奥に召五段の苔蒸した石段がそびえている。

石段の上には金剛院の本殿があり、そこから左へ斜めに渡殿(ワタドノ=廊下)が架せられ、神楽殿(カグラデン=神社の境内に設けた、神楽を奏するための建物)のような空御堂に通じている。

その空御堂は空中にせり出し清水の舞台を模して、組み合わされた多くの柱と横木が、崖の下からそれを支えているのである。

詳細な描写

あらすじ

安岡の女性と親しかった兵隊が脱走し、金剛院に立て籠もる。

最後は警察に取り囲まれ、女性を殺して本人も自害する。

(写真 Wikipedia)




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