こんにちは!ココモの唐土です。

会社には温水プールがあります…というと物凄い水や燃料が必要だろう言われます。確かにそこそこ必要ですがおそらく想像されるほどではありません。

プールの水量ってすごい量?

プールプールの水は循環しています。大きなお風呂もそうですね。吸い込み口があり、吐き出し口があり、水は循環する過程で浄化されたり、殺菌されたり、昇温されたりします。

一般的なプールでは、「水源から湧き出す水を補給し続けあふれた水はすべて捨てる」という「かけ流し」ではないです。つまり総水量は「プールの水量」「配管を通っている水量」との合計のみで常に循環することでクリーンな環境を保っています。

弊社のプールで約30トン、30㎥。1m×1m×1mが30個といったところです。循環している水量はわずかです。おそらく1㎥程度でしょう。

プールの循環は2系統

弊社の水の循環系は「温度を上げる系統」「浄化する系統」に分かれています。この水系は直接交わることはありません。

浄化する

浄化するのは主に濾過器です。結構単純です。

  1. ポンプでプールから水をくみ上げる
  2. ポンプに入る前にヘアーキャッチャーを通る
  3. ポンプを通って濾過機に入る(弊社は砂ろ過)
  4. 熱交換器でボイラーからの熱をもらう(通常3度くらい上がりますが、色々設定できます)
  5. プールに戻る
温度を上げる

こちらも結構シンプルです!

  1. 貯湯式のボイラーでお湯をつくる
  2. ポンプでくみ出す
  3. 熱交換器でプールの水へ熱を伝える
  4. そのもまま貯湯式のボイラーに戻り下がった分の温度が上がる
熱交換器でプールの水へ熱を伝える

水が一度全て入れ替わると水温が3度くらい上がる設定の場合:

「プールの水量」「ポンプの大きさ」が水温をコントロールする「プールの能力」ということになります(対応するボイラーと熱交換器を設置するとして…)。単純計算すると一日に6回入れ替わる場合・・・6回×3℃=18℃の昇温ができるということです。冬に一日で10℃の水を28℃に上げるには30トンの水を6回入れ替える能力のポンプが必要になるということです。

決定事項の順序の例としては、まず、必要なプールの大きさを見積もります。一日で何回転させるかに合ったポンプの能力(=通過する水量)が決まります。その水量に合う処理能力の濾過器(大きさや構造)が決まります。他には、ボイラーや熱交換器、パイプの太さ、保温環境などがきまります。全体の調整としてそれらのバランスからいずれか(水量か、昇温能力か…等)を優先して決定します。

結局は、利用に直結する「水量」「昇温能力(≒濾過能力)が優先するでしょうから結構単純です。…あ、設計はそうですが、実際には建設予算維持費回転率やその他もろもろの効果を検討しますね…(^-^;

2系統の理由

釜のふろの様にプールの水を直接上げることもできますが、2系統に分け、「濾過だけしたい」「昇温だけしたい」ということができます。夏など暑い季節は昇温が不要なので濾過だけすることはよくあります。昇温だけするということはほぼなく、この組み合わせのメリットにボイラーの湯は洗面所や浴槽などの給湯で使いながら濾過ができる(併用)というのもあります。

また、プールの水にはどうしても砂などが含まれます。これらの遺物がボイラーに入って詰まるのはよくないという理由でもボイラー側の水循環はクローズドになっています。

見学OK!

ウォーターパークや市民プールなどの大きな施設と異なり全体がよく見える構造になっています。タマに問い合わせがありますが、興味を持たれた方は見学を受付しておりますのでお気軽に遊びにいらして下さい。

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事業者の方は事業にかかわる様々お力になりますので、何でもご依頼ください。

→ 行政書士ココモ法務事務所

ダイビングプールの水の循環