IDC スタッフ・インストラクター・コース
「プロを育成する」という責任感はIDCスタッフ・インストラクターならではもので、とてもやりがいのある資格です。 またIDCスタッフ・インストラクターになると、PADIアシスタント・インストラクター・コースを単独で実施することができるようになります(開催は5スター以上の登録店舗内にて)。
また、インストラクター開発プログラムのチーム・メンバーとしてコース運営をサポートします。
IDCSの役割
① アシスタント・インストラクター・コースを単独で実施することができる(開催は5スター以上の登録店舗内に限ります)。
② PADIコース・ディレクターの監督下で、IDCの一部を実施することができる。
③ インストラクター候補生の知識開発、限定水域、オープンウォーター講習プレゼンテーションを評価して講評する。
④ インストラクター候補生とIDCスタッフ・インストラクター候補生にカウンセリングと補修トレーニングを行なう。
⑤ PADIインストラクター・レベルの継続教育プログラムでトレーニングをアシストする。
⑥ PADI IEのオリエンテーションとクロージングのセッションを見学する。
コース参加の主な条件
資格更新済みでティーチング・ステータスのPADIマスター・スクーバ・ダイバー・トレーナーであること。
エマージェンシー・ファースト・レスポンス・インストラクターであること。
18歳以上であること。
コース内容
① ダイビング理論エグザムの合格。ただし、12ヶ月以内にダイブセオリー・オンラインを修了した候補生は免除される(eRecord持参)
② PADIシステム規準と手続きエグザムの合格
③ スキル・デモンストレーションの合格
④ 知識開発プレゼンテーション、限定水域講習プレゼンテーションの合格
⑤ カリキュラム・プレゼンテーションの出席
⑥ 知識開発プレゼンテーション、限定水域講習プレゼンテーション、オープンウォーター講習プレゼンテーションのそれぞれの評価得点規準を満たし合格
⑦ IDCの全必修カリキュラムを見学する。全IDCを出席することが不可能な場合には、以下を行なう:
⑦-a アシスタント・インストラクター・コースの全プレゼンテーション実施し、合格する
⑦-b IDCオンラインを行い、コース・ディレクターからアシスタント・インストラクター・コース実施プレゼンネーションのアドバイスを受ける
講習時間
2日間と「フルIDCの出席」か「上記⑦-a & b実施(2日間)」のいずれか。
料金
コース料金:10万円(税込11万円) ※1名様より開催
料金に含まれるもの
・講習費用
・クラスルーム&プール使用料
・タンク&ウェイト使用料
料金に含まれないもの
・IDCSクルーパック:73,660円(PRO価格-税別)【2024年】
・IDCSインストラクター登録申請料:17,100(税込18,810)【2024年】
・⑦-aでは不要:海洋ツアー 2万円(税込2.2万円)/回(最小2回)
必須教材
• IDC 候補用の全必須教材
• PADI Course Director Manual
• 知識開発評価表
• オープンウォーター/限定水域プレゼンテーション評価スレート
達成条件
1. ダイビング理論エグザムの各セクションで80%以上を得点し、それぞれ間違えた個所をマスターするまで復習する。 いずれかのセクションで得点が 80% 未満だった候補生は再試験を受ける。 過去 12 か月以内に Dive Theory eLearningを修了した候補生は、それを証明する eRecord により、エグザムのクレジットを受けることができる。
2. PADI システム・規準・手続きエグザムで 80% 以上を得点し、それぞれ間違えた個所をマスターするまで復習する。 得点が 80% 未満だった候補生は再試験を受ける。
3. スキル評価で24 のすべてのダイブスキルを実行し、96 点以上の合計ポイントを獲得し、3 点以下の個々のスコアはあってはならない。
4. 知識開発講習プレゼンテーションで 4.0 以上を得点する。
5. 限定水域講習プレゼンテーションで 4.0 以上を得点する。
6. 4 回のIDC Staff Instructor コース知識開発セッションに出席する:
a. コース・オリエンテーション
b. インストラクター開発規準、手続き、カリキュラム
c. PADI Assistant Instructor コースの編成と実施方法
d. 評価とカウンセリングの心理学
7. 以下の評価得点規準を満たす:
a. 3 回の知識開発講習プレゼンテーションのうち 2 回で、5 箇所の評価セクションのうちの 3 箇所以上でコントロールスコアと同じ得点を得る。
b. 3 回の限定水域講習プレゼンテーションのうち 2 回で、 5 箇所の評価セクションのうちの3 箇所以上でコントロールスコアと同じ得点を得る。
c. 3 回のオープンウォーター講習プレゼンテーションのうち 2 回で、 4 箇所(デモンストレーションなし)の評価セクションのうちの 3 箇所以上、または 5箇所(デモンストレーションあり)のうちの 3 箇所以上でコントロールスコアと同じ得点を得る。
8. IDC の全必修カリキュラム・セクションを見学することにより、 IDC 全課程を聴講する。または、Assistant Instructor コースの全コンポーネントをプレゼンテーションし、各プレゼンテーションで 3.4 以上を得点する。
a. 可能な限りIDC を聴講するほうが望ましい。そうすることにより、候補生は、 IDC の構成、コミュニケーション、準備の様子を見学した後、トレーニング、評価、カウンセリングの全セッションを聴講できる。 IDC の全課程を聴講できなかった場合には、すべての IDC カリキュラム・プレゼンテーションを修了するまで、後日実施される IDC で残りのセクションを聴講する。
b. 候補生が IDC 全課程を聴講できない場合には、Assistant Instructor コースの全カリキュラム・コンポーネント( 下記リスト) をプレゼンテーションして評価を受けるという選択肢がある。 他の IDC Staff Instructor 候補生、IDC Staff Instructor、または他のスタッフメンバーに、Assistant Instructor候補生役を演じてもらう。 できる限り多くの実践的経験を積ませる。
• オリエンテーション
• PADI システム・ワークショップ
• 学習と講習ワークショップ
• Discover Scuba Diving ワークショップ
• リスク・マネージメントとライセンシング・ワークショップ
• 知識開発プレゼンテーション・ワークショップ
• 限定水域トレーニング・ワークショップ
• オープンウォーター・トレーニング・ワークショップ
• Assistant Instructor コース終了 |