ダイビングインストラクターという職業の「自由度」の一因とは?
ダイビング・インストラクターという仕事が、他の職業やスポーツインストラクターと比べて「自由度が高い」と感じる理由のひとつに、「生徒との関係性の質」があります。 たとえば、テニスやゴルフのようなスポーツでは、上達のスピードや頻度に個人差が大きく、目標設定も曖昧になりがちです。一方、ダイビングの場合は、最初から「資格取得」という明確な基準があり、一定レベルの考え方やスキル習得が求められます。 ここで特筆すべきは、ダイビング技能の習得には、ただの知識だけでなく、水中という非日常の環境におけるまったく新しい感覚や行動様式の受け入れが必要とされる点です。たとえば、「呼吸法」「不確定要素の多い自然との関わり方」「上達の必要性(楽しさ)」といった、水中独特の思考や行動を、意識的に身につけなければなりません。 つまり、日常とは異なる感覚に対して柔軟に対応できる「受容性」や「素直さ」が、ダイビングを学ぶ上での前提条件となるのです。これが結果として、ある種の“選別”を生むことになります。 言い換えれば、ダイビングライセンスを取得する人は、一定の感覚や考え方を持った人に自然とふるい分けられている。そのため、インストラクターとして関わる生徒たちは、「話が通じやすく」「価値観の共有がしやすい」傾向にあるのです。
さらに、ライセンス取得後も、よりディープでエキサイティングなダイビングを楽しむには、既成概念にとらわれない柔軟な知識・技術・感覚が必要となります。しかしその段階で、自分の考え方を優先し、変化を拒むタイプのダイバーは、やがてスクールから離れていきます。 結果として、スクールの中には「柔軟で、自分を開いて学ぼうとする人」が残っていきます。こうした人たちとだけ関わっていけるという点が、インストラクターとしての精神的な自由度を高め、仕事のやりがいにもつながっているのです。
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ぴっぴ
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