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大阪で地球上の生物の歴史について学んできました。改めてそのスケールの大きさに驚かされます。
恐竜の歴史恐竜はおよそ 2億3,000万年前(中生代・三畳紀後期) に登場しました。ジュラ紀、白亜紀を通じて陸上の覇者となり、約 1億6,500万年もの長きにわたって繁栄しました。 しかし、約 6,600万年前(白亜紀末) の隕石衝突や火山活動による環境変動で、多くの恐竜が絶滅。地球上から姿を消したと考えられています。 ただし、恐竜の一部は進化して「鳥」となり、現在も空を飛んでいるのです。学術的には「恐竜は今も生きている」と言えるわけですね。 恐竜が 1億6,500万年 もの長い時間を生きたのに対し、人類の歴史は数百万年程度。ましてや一人の人生なんて長くても100年ほど。まさに“瞬き”のような時間です。 海に生きた「恐竜?」たちよく「海の恐竜」という言葉を耳にしますが、実は正確には恐竜は陸上動物。海にいたのは「海生爬虫類」と呼ばれる別の仲間です。ただし、恐竜と同じ時代を生きていたため、しばしば「海の恐竜」と呼ばれます。 三畳紀(約2億5,200万〜2億0,100万年前)
ジュラ紀(約2億0,100万〜1億4,500万年前)
白亜紀(約1億4,500万〜6,600万年前)
陸では恐竜が主役だった一方、海では イクチオサウルス → 首長竜 → モササウルス と世代交代しながら支配者が移り変わっていきました。 そして恐竜と同じく、海生爬虫類も 6,600万年前の大量絶滅 で姿を消します。その後、海の王者の座はサメやクジラへと引き継がれました。 恐竜の歴史から考える、私たちの時間
恐竜や海生爬虫類が生きた時間を思うと、人類の歴史や、私たち一人ひとりの人生はあまりにも短いものです。 でも、だからこそ限られた時間をどう過ごすかが大切だと思いませんか? 地球の壮大な歴史を前にして、私たちの数十年の人生なんてほんの一瞬。ならば、その一瞬を大いに楽しみたいものです。 陸だけでなく、海も一緒に楽しみましょう。ダイビングを通じて、悠久の時間を感じさせてくれる海中世界を体験すれば、きっと人生の豊かさも広がるはずです。 |



